NHK土曜ドラマ「こんにちは、母さん」

5/26から全四回ですでに始まっている土曜ドラマ。

「東京の下町。二年ぶりに実家に帰った50代の息子は、70歳を過ぎた母の変化に驚かされることになる。母は、ボランティアに精を出し、恋もしていた。
一方、息子はリストラの危機と家庭崩壊の危機を抱えていた。
互いに歳を重ねてあらためて一緒に暮らすことで垣間見えるそれぞれの世代の本音がそこにはある。
そして母と息子、母の恋人との奇妙な共同生活が始まった。
身近なはずの人ほど、意外にもその素顔に気付かず過ごしていることがある。
現代人の風景を巧みに切り取り、軽妙なセリフに市井の人々の中に潜む悪意や善意、弱さや勇気、人の心の機微を浮かびあがらせる作家、永井愛が自ら脚色する、初めて素顔で向かい合った母と息子の姿を描く、身近で新しい感動のホームドラマです。」(NHK HPドラマのみどころ より)

キャスト;加藤治子、平田満、児玉清、段田安則、渡辺えり子、いしだあゆみ、益岡徹、竹下景子、きたろう

たまたま見てはまりました。
豪華キャストにびっくり、加藤治子さんを久々に拝見したので、うれしくなって。
渡辺えり子さんの濃ゆさも好きなので。
さすがの芸達者ばかり、それにしても(渡辺さんだけじゃなくて)演技が濃いめだなー(でも嫌みではないのです)と思ってましたら
調べてみたら、作者の永井氏は劇作家で、もともと舞台作品だったとのこと。納得。
舞台でも母役を加藤さん、息子役は平田さんが演じていたようです。

舞台のテーマは
~現代人が陥る没コミュニケーションへの警鐘を込めて、「知っているはずの人間と改めて出会うドラマ」~だそうです。

人生の折り返し地点を曲がってしまって、決して意気揚々ではない、いや、生きる目的を見失っているようにも思える日々…でも歩き続けてく…大人のドラマですね。そして、いくら大人になっても、生きてる限りは母と息子。あるいは父と息子。夫婦。家族。

第二回目の今日は、
木部(段田安則)が福江(加藤治子)に(琴子のことを)「しゃべるやつは死なない」というところ、(木部自身が)「毎日泣き場所を探している」と言うところ、膝枕して頭をなでて「いいこいいこ」と言ってくれと頼むところがやけに心に残った。マザコンでなくっても、大人でも、こういうことしてもらいたいってこと「あるなー」と思った訳。(ちょっと段田さんは濃ゆーいけれど)

あと二回です。後半も目が離せません。





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