あっちこっち丁稚

丁稚(でっち)さんなんて、若者はなんのことやらわかりますやろか?
いや…わたしにしたって実態を知ってるわけではありません。広辞苑によると「職人または商人の家に年季奉公をする年少者」とあります。わたしら、子供の頃に、吉本新喜劇の番組で「あっちこっち丁稚」というテレビを見て育ったんです@大阪(近辺)。
大正時代の大阪が舞台で、カステラの老舗「月華粋 木金堂」の丁稚らが騒動を起こす、ストーリー。(wikipediaより)

なぜこの番組のことを思い出したのかというと…
朝の連ドラ「芋たこなんきん」に見覚えのあるあの人が…。そう、過労で倒れて入院した町子さんの病院のコワイ婦長が…「山田スミ子」。
あっちこっち丁稚で、御寮さん(おかみさん)役。たいがい上品ぶってスマシているんですが、切れると
「あかんって言うてるやろうがわからんのか~!」と大声とコワイ形相でこの決まり文句。で、このあと、脈絡なく赤フンの男が出てきて、平泳ぎして去っていく…という究極のワンパターン。

主役の丁稚さんたちは、木村進、間寛平、坂田利夫の三人。
木村さんは、今、ご病気療養中のようですが、当時、キュートなルックスとおもしろさで人気ナンバーワンでした(小学生女子に)。元気でいてほしいです。

これがみんな大好きで、この時代、見てない子供はおらんかったんちゃうやろうか@大阪(近辺)。

伝次郎っていう犬(セントバーナード)(の着ぐるみ)がレギュラーで出ていて、この犬がいい味出していた記憶が。さきほど調べたら、この伝次郎に入っていた方は、「さんまのまんま」のまんまちゃんに入っている、着ぐるみ界での大御所のようです。さすが!誰にでもできる芸やないもんね。




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