サロペット(仏)salopette オーバーオール(英)over all

サロペットとは、仕事着のズボンのことであるが、一般的には胸当て
付きズボンのことをいう。英語では、オーバーオール(over all)。いまさら聞けないファッション用語http://www.fashion-j.com/mt/archives/...より

今朝見たNHKで水森亜土ちゃんがライブで唄ってスイングして、ガラスにイラスト描いてた。マリンな感じのブルーのサロペット姿だった。往年のブリジットバルドーのようなメイクアップの人だから…フランス風にサロペットと呼びたい。(でも彼女はマリリンモンロー派らしいから、オーバーオールでもいいのか…)亜土ちゃんは、なんであんなにサロペットが似合うんだろ…不思議な人だ。

息子がチビのとき、(わたしが)大好きで、よく着せた。前述KWのハナアンダーソンで赤いデニムのサロペットを買ったことがある。白いポロシャツに赤いサロペット…まるでカロリーヌみたいに。男の子だけどサ。

ハナのサイトを見ていて思い出したけど、赤ちゃん用のオーバーオールは、股のぐるりがおむつ替えしやすいように、全部スナップになってた。おむつ替えのとき、寝っころがす度に暴れるので、スナップをプチプチはめるのが面倒。たまに慌ててぷにぷにの太ももの肉を挟んでスナップを止めて泣かれた。(ギャー)

胸当てがあってツナギになってるズボンは、寒いこの時期、子どもに着せるにはグーなのだ。お腹ボッコリ幼児体型は、シャツとパンツのセパレートスタイルだと、動くだけで、おなかが出ちゃう。その点、オーバーオールは、まくれあがることがないからお腹が冷えないし、ポッコリお腹をゴムでしめつけないし、いいことずくめ。

夏場のオーバーオール(ショートオールなんか)もかわいい。たとえば素肌に着せてしまう。これで十分に絵になるから子どもはいい。

ただ保育所では、オーバーオール着用禁止令が出されていた。。トイレのときに着脱が超面倒だからだ。自宅保育なら、お母さんがトイレに行く前に手伝ってあげられるけど、保育所では、基本的にオチビ時代から自分でできることは自分でやるのが鉄則。急いでトイレに行っても、自分でナントカできるウエストゴムのズボンときつく言い渡されてた。(だから保育所キッズたちはおしゃれなんかしていられないの)

小学校にあがったあたりになると、息子は突然オーバーオール着てくれなくなった。男の子だし、吊りズボンで股周りがモゾモゾするのが嫌らしい。それもあるけど、自分のまわりを見回したらオーバーオール男子なんていないことに気づいたんだろう。小学男子って、節操なくスポーツアイテム入り乱れて登校してるから。胸当て付きなんて、子どもにとっては、超子どもっぽいアイテムだって思うんだろう。

私自身ははオーバーオール(正統なデニムのロングパンツタイプ)は物心ついてから一度も着用したことがない。ボーイッシュなアイテムなので縁がなかった。だから自分の子どもにはさんざん着せたのかも。

ネオアコブームの頃、フリッパーズ小山田氏からかとも思うがオーバーオールにゴルフ帽の人々をよく見かけた。わざと胸当て部分を片方かけはずしてだらしなくグランジ風?下北沢ZOO;ラブパレードあたりでは、胸のポッケに小さなクマちゃんを入れて踊る不思議男子がいた。私的に「あれはどうなの?みんな!」って感じだったけど。(彼らも今は気のいいお父さんになってるにちがいない)

これが私のオーバーオールまたはサロペットにまつわる思い出だ。



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