障害犬タローの毎日

昼のNHKのニュースで知った。

病気ですべての脚を切断した犬、タローが手術から10年以上経た今も、元気に生きていること。
映像で見た太郎が、あんまりにも可愛い顔してるんで、彼に足がないこと(第一関節でなんとか歩いている)という異質なことよりも、とにかく惹きつけられた。

子供にも見せたいと思って、検索したら、タローの飼い主さんである動物病院の先生や、すでに出版された本のライターさんやエディターさんが書いているブログを見つけた。

飼い主である先生は、タローが安っぽい動物仰天ニュースみたいな扱いをされることを危惧されているようで、
それでも、タローが生きている姿を、元気なうちに、この殺伐とした世の中に発信したいと…強く思っていらっしゃるようだ。

タローのかわいさは、人の心を惹きつけてやまないだろうから、今後いっそうの動物フィーバーとなることは容易に考えられるが、どうか、飼い主先生の本意が広く伝わることを祈る。

タローは、自分が人気者?になっても、嫌だったら「ガウガウ」言って唸るだろうし、ストレスもすっごくたまるだろう。我々は彼の姿だけ目に焼き付けて、タローには自分の人生をエンジョイしてもらいたいと本気で思う。結局、痛い思いをしたり、ほかとくらべて足りない部分があって不自由だとかは、タローの笑顔からすると、自分の思い込みなのかもしれないな、と思ったり。彼が犬だから、そんなふうに思えるのか?…いや、確かに物言わぬ犬だからこそ素直にくみ取れるものなのかもしれない。とはいえ、こんなにおだやかな表情をもつタロー。彼を支える人の接し方というか、心の持ちようって、重要だろうなぁ。

ブログを読んだが、それだけでいいメッセージをもらった。

私の心にとまったのは
2007/4/29「太郎が嫌いなこと」
2007/4/26「太郎の目力(めぢから)」

受け取る人次第だろうが、、、動物からだってメッセージをもらえることはできる、学ぶことは十分ある…そんなふうに思った。私がKWにするまでもないけど、少なくとも私は勇気づけられたので、そんなタローとタローのファミリーを応援したい。



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