カッパ奥さん、カッパ美女@黄桜の昔のCM

先日の日記
「河童」から連想するものとして、
日本酒「黄桜」の河童アニメーションのCMのことを書いたのです。

アニメーションなどという言葉も知らなかった幼少の頃から
気がつけばお茶の間のテレビに唐突に映し出されてた黄桜CM。

”マンガ”(アニメをすべてそう呼んでいました…)だからとたんにブラウン管にひきつけられる小さいわたし。

♪かっぱっぱーるっぱっぱー き~ざくら~♪(ハッヒッ)←とわたしには聞こえる

なんといっても、登場してくるカッパ美女に目が釘付け。

ヌードなんですもん。はだかなんですもん。(って一緒だよ)それでお酌とかしちゃってるんですもん。

子供心に”ハッ…見てしまってよかったのだろうか…”的なドキドキ感を持った人も少なくないでしょう。
ちょっと”エッチ(死語)”な大人のマンガって感じで。

大人になってしまった今は、それも懐かしい記憶のひとつです。

なんで裸なんだろうって、子供の頃は思ってました。だけど、カッパだから裸で当然なのかもー。ふむ。

子供が見るような時間に流れていたし、

ウーマンリブとか叫ばれた頃は反対とかなかったんだろうか、とか
現在もCMとして一般的に放送はないだろうなーとか 思うけど

楽しくて、ホッとしてお酒が飲みたくなるうまいコマーシャルであるなあとは
今見たら思う。
おおらかな時を感じてしまいます。

歌は、元祖コマソンの女王と呼ばれた 楠トシエさんという方らしい。

カッパのいた時代黄桜サイト(昔CM動画が見られます)
1955~2005

黄桜サイトによる「カッパ(妻)」の”自己紹介”によりますと
「働き者で美人で、常に笑みを絶やさず家族を見守っている典型的な良妻賢母。常に黄桜を手放さない旦那様に「あまり飲んでばかりいちゃダメよん」などと優しく注意しつつも、実は自分自身も相当いける口」らしい…。

「ダメよん」て(^_^;)世の男性の理想(妄想)なのかもしれませんね、きっと。昔も今も。(そして色っぺー)
(余計だけど、「常に黄桜を手放さない旦那様」…こまるよ…)

初代カッパは漫画家 清水崑の描く河童をマスコットにしていたが、74年から漫画家小島功がデザインを担当しているとのこと。
(wikipediaによる)

小島画伯といえば、大人になって、つれあいが読んでた成人誌に「ヒゲとボイン」を見つけて
その、他の漫画とは一線を画した大人っぽいモノクロの筆の線に「こ、これは…カッパ美女!」と驚いたことはいうまでもない。
(実は隠れながらちょっと読むのを楽しみにしていました…)

「ビッグコミックオリジナル」に連載していたようなのですが、今は連載はしていないのでしょうか。サイトを見たけど載っていませんでした。

小島功オフィシャルサイト昭和三年生まれだそうです。
お元気で、色っぽいカッパ奥さんを書き続けてほしい!!

日本酒呑みたくなりました。
※76年のCMの最後に出てくるカップ酒のイラスト付きのやつ…今あればお宝だろうなあー。



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